焙煎？ばいせん… - 焙煎珈琲豆楓

聞き慣れませんよね。「焙煎」。「ばいせん」て言葉。熱であぶる（焙る）ことを言います。ゴマとかお茶など熱であぶって香りを出して、飲んだり食べたりします。コーヒーも生の豆を焙煎することで、良く目にする茶色い状態にして、それを粉にして、お湯をかけて飲みます。

写真一番左が生の豆です。焙煎済みの豆を販売されているお店では目にすることはないかもしれません。コーヒーの生豆って、こんな色なんです。小豆とか大豆とかくらいに固くて、においはほとんどしません。まあ乾燥した植物の種ですね。

現代の流通事情からコーヒー豆は、どこかで一度に大量に焙煎して販売するのが、価格面で圧倒的に有利です。正直に言いますが、私も色々飲みましたが、一番の課題は、鮮度劣化だと思います。焙煎後どうしても劣化（酸化）して行きます。それを止めることができれば、煎りたて挽きたての理想の美味しさに近付くはずです。

でもコーヒーの本当のおいしさって何でしょう？難しいですね。「これが美味しいコーヒーだよ」って言われたら、「まあそうかな」「いやそうじゃない」って話になります。人それぞれ好きなものが違うのですから、あれこれ言ってもしょうがないのかもしれません。色々お試しになると色んなことが分かって来るように思います。当店は色々ご用意があります。たくさん飲めば、いつか「ああなるほど」という瞬間が来るのではないでしょうか。それも飲めば飲むほど何度も何度も。そういうプロセスがコーヒーの楽しみではないかと私は思います。豆の銘柄、焙煎度合い、粉の粒度、色々お試し頂けますので、ご興味のある方、どうぞお試し下さい。色々あって面白いですよ。