大阪ではアイスコーヒーのことを「冷コー」と呼んだりします。大阪の伝統的喫茶店文化の中で、「アイスコーヒー」が愛されてきた証だと思います。自宅で淹れて飲むものと言うよりは、喫茶店で飲むものということかもしれません。余談ですが、「喫茶店行こうやぁ」と気軽に誘ってくれたのは、たいがい大阪の方でした。「冷コー行こかぁ」って。良いですね。
気軽にアイスコーヒーをいれる方法として、ハリオさんのV60 アイスコーヒーメーカーVIC-02Bをおすすめしています。ドリップ式ですので、お湯でいれます。ホットと同じ手順で、ポットの中のアイスストレーナーという部分に氷を入れ、その上からドリップします。氷にコーヒーが当たって、アイスコーヒーができる仕組みです。
粉の量とかお湯の量は各々求める味によって異なるので、何を見ても正解は書いてありません。あえて言うなら粉の12~13倍の湯量。40gの粉で、出来上がりが480ml~520ml。粉が吸う分もありますし、濃ければお湯を足しますので、お湯は余分にご用意ください。
ポット内にアイスストレーナーという氷を入れるかごがあって、まずそこに氷を入れます。氷の量は、取説には色々書いてありますが、上まで入れて大丈夫。ドリッパーに粉40g、細挽き(当店2番挽き)。お湯を約520~600mlを5回位に分けて注ぎます。最初の1回は湿らす程度で約20~30秒蒸らします。ポットに「ドリッパーをはずす」という目盛りがありますので、その4杯分のところまでコーヒーが溜まったらドリッパーを外します。ほとんど氷が溶けてしまっているかもしれませんが、今度は右にあるカップのマークの目盛りの4杯分のところまで溜まったか確認して、今度はストレーナー(氷)を外します。ポットには、「ドリッパーを外す」という目盛りと、「1杯当たり120mlの目盛り」と「130mlの目盛り」があって、120ml4杯分が480ml、130ml4杯分が520mlです。飲んでみてちょうど良い所で良いと思います。この3つの目盛りがこの商品のポイントです。
飲んでみて濃ければ、さらに氷投入。飲む時に氷を入れて飲むなら濃いめで。これをベースにお好きなように加減してください。透き通った美味しいアイスコーヒー。詳しくは、店頭でご確認ください。良い夏をお過ごしください。
コメント