保存方法

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先日お客様から豆の保存方法についてのお尋ねがありました。お客様皆さん鮮度を気にされます。確かに酸素に触れた状態では酸化が進みます。しかしながら、一度開封してしまえば劣化は止められません。止められない以上は、あきらめるしかありません。これは全てのコーヒーの宿命です。少なくとも当店でのご購入は焙煎日時が明確に分かりますので、できるだけお早めに飲んで頂ければ、それほど劣化を心配する必要は無いように思います。

私の実験結果ですが、1ヶ月位は特に支障はないように思います。お客様の中には、最後の方がおいしかったとおっしゃる方もいらっしゃいます。私もそう思うことがあります。最初の方はスッキリして後味のキレが良く、美味しいと感じたものが、ある程度時間を置いて飲むと、香りもしっとりしてコクが乗ってくる感じがすることがあります。1ヶ月位だったら、その辺りの方が美味しいのかもしれません。

保存上、注意すべきは湿気です。湿気が入るとカビの原因になるほか、匂いが気になることがあります。まずは湿気の入らない保存方法をお勧めしています。それと変質を防ぐには、光の当たらない場所、それとやたらに高温にならない場所での保管をお勧めしています。

これらの条件を網羅している家庭の保管場所と言えば、やはり冷蔵庫です。しかしながら、冷蔵庫で保管すると豆の温度が低い状態になります。そのまま抽出すると温度が上がらず、きちんと成分が出ない恐れがあります。しっかりと保存して良い状態で飲めるはずが、豆の温度が低いままではおいしさ半減です。冷蔵庫で保管される場合は、豆を室温に戻してから淹れることをお勧めします。それと冷蔵庫から出すと結露で水分が入ることがありますので、これも注意する必要があります。

これら考えると1ヶ月以内に飲み切るなら、密閉できる缶容器に入れ、常温で涼しい場所に置くのが、色々気を使わないで良いのかもしれません。冷凍にされるなら、かなり長期間保存できますが、これもまた飲む前にしっかり室温に戻す必要があります。

一応、保存缶を専門に作っている京都のメーカー様から直接買い入れました。当店のマークを入れて頂きました。大きい方を300g用、小さい方を200g用としていますが、実際は大きい方は400g、小さい方でも300gくらい入ります。ふた部分に樹脂製のパッキンが付いていて、パチンという音と共に密閉できるような構造です。湿気が遮断出来て光が入らなければ、何でも良いと思います。そういう容器なら100円均一でも問題ないと思います。裏に当店の袋に貼るラベルシールを貼っておくと中身が分かりやすいと思います。ポイントの25ポイント分で交換できます。是非ご検討ください。

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