アジア その2 インドネシアの続き

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インドネシアの人口は2億8千万人で世界第4位だそうです。面積は日本の5倍。かなりの大国です。非常にコーヒーの生産が盛んで、新たな技法に対する取り組みも積極的に行われています。スマトラ島から「ンフューズド」が入荷しました。「インフューズド」というのは、コーヒー豆の精選過程で、コーヒー由来でないものと一緒に浸けこんで発酵させるコーヒーのことです。

フルーツ3種とローズとジャスミンです。以前コロンビアのインフューズドを扱いましたが、そちらも好評でした。インドネシア シマレン農園シリーズは、鮮烈な香りにコーヒーの味わいがマッチして、大変良い味わいと思います。このコーヒー豆はインフューズドと相性が良いのだと思います。美味しく飲んで頂けると思います。

マンデリンと言えば、マンデリンG1がリーズナブルで、苦味好き、深煎り好きに愛好されています。マンデリンは、苦味が立ち、酸味が少なく人気があります。このビンタンリマという商品は、言わば、最上級のマンデリンです。雑味が少なく、マンデリンとしては、少し酸味があり、果実味が感じられます。マンデリンと言えば、野性味あふれる力強い香りですが、それも備えていながらのクリアな味わいです。

マンデリンG1は、その精選工程から率直に言って豆の見た目があまり良くありません。コーヒー豆は一般的には、粒が揃っていて大きくて欠けや割れなどの欠点豆が少ないものが良いとされています。挽いてしまうのですから、見た目はどうでも良さそうですが、粒の揃いや欠点豆の少なさは、焙煎にムラが出にくく雑味も少なくなるそうです。この商品はハンドピックという欠点豆を取り除く手作業が重ねられており、大粒が揃っています。

いずれも少し珍しい豆なので、少量の入荷です。売り切れの際は、ご容赦ください。最近アジアのコーヒーの産地が多様化しており、様々な国から多様な銘柄、多様な精選方法の豆が出て来ています。

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