「コーヒーノキ」という植物の実の中に種が2つ入っていて、それがコーヒー豆なんですが、ということは、コーヒー豆とは言えども、いわゆる本当は豆ではなくて、種(たね)なんですね。じゃホントは、コーヒー種(たね)と呼ぶべきなんでしょうね。しかしながら、英語では、”coffee beans”と言いますから、やはり豆なのでしょうか。「豆」とは、そもそもマメ科の植物の種ですから、どっちでも良いかと…
コーヒー豆を作るには、実から取り出した種を乾燥させて、コーヒーの生豆の状態にすることを精選とか精製とか言います。コーヒー豆は、種類や産地も味の決め手となりますが、精選する方法によってかなり味が違ってきます。代表的なもの3種を下表にまとめてみました。

コーヒーの実は赤や黄色に熟します。実を収穫してから種を取り出して乾燥させるプロセスにいくつかの方法があるのです。同じコロンビア産でもその手法が異なれば、味や香りがかなり違ってきます。一般には銘柄問わず果肉を取って洗ってから乾燥させるウォッシュド精選というものが多く、コロンビアとかケニアやキリマンジャロなどの代表的な銘柄は、銘柄名の後に特に精選を表す文言付いていなければ、大概ウォッシュド精選です。エチオピアは、ナチュラル精選が比較的多く、ブラジルも大概ナチュラル精選ですが、パルプドナチュラルという少し独特な方法のものも一定数あります。

ナチュラル精選やハニー精選は、現在でも巷で見かけることは少ないかもしれません。種の周りに付いた果肉をそのままにして乾燥させるナチュラル精選や、果肉を取ってミューシュレージという部分だけを残して乾燥させるハニー精選などは生産管理も複雑化するなど手間がかかるので、生産量がさほど多くないと言われています。確かに少ないですが、当店にはナチュラル精選もハニー精選も置いています。最近は、ワインを作る手法で「嫌気発酵(アナエロビック)」と呼ばれる手法のものが出て来ていて、発酵作用で個性的な薫りに仕立てられていて、こちらも人気があります。
ナチュラル精選やアナエロビック精選の豆は、不自然さを感じさせない、トロピカルフルーツやリンゴ、モモやライチを思わせる香りがあり、その味わいも苦みばかりでなく、やわらかな酸味や甘さが感じられるものもあり、少し高価ですが、是非皆さんに味わって頂きたいと考えます。
精選方法に着目して、コーヒー選びをしてみるのも楽しいと思います。是非お試しください。
さてご来店のお客様からお尋ねがありましたので、8月カレンダーを掲載します。特にお盆で連休ということはありませんが、例年お盆の前後は大変混雑しますので、お早目のご利用をお勧めします。よろしくお願いいたします。

Yahoo!ショッピングの発送も上記カレンダーの通りです。
